
What's new 4,04,2002更新
| キシリトールの話 | 
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  厚生省は1997年、キシリトールを食品に使用することを認可しました。店頭にはたちまちキシリトール入りのお菓子が並びました。テレビCMにも大々的に登場し、「むし歯予防」商品の「定番」になっています。 
 (2)砂糖と同じくらいの甘さがあります。 ネバネバせず、“酸”をつくらない 砂糖などの糖分は、口の中でむし歯菌によって分解され“酸”をつくります。この“酸”が歯を溶かしてむし歯をつくるのです。むし歯菌の住みか「プラーク」はネバネバしていて、歯を磨いても落ちにくいものです。 しかし、キシリトールはむし歯菌に代謝されないため、菌は“酸”を生成しません。“酸”ができにくくなると、プラークは歯みがきすれば落ちやすくなります。また、むし歯菌の発育を抑えたり、エナメル質の再石灰化にも効果があるといわれています。 キシリトールはミラクル食品? では、キシリトールが入っているお菓子はすべて良いかといえばそうではありません。キシリトールが入っていても、他の糖分が入っていれば効果は半減します。キシリトール自体も50%以上入っていないと効果がありません。 キシリトールの優れた性質を有効にするためには、チューインガムやタブレット、歯みがき剤などが望ましいといわれています。  お菓子類を選ぶときにはよく確かめてください。 
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