IYAMA DENTAL OFFICE
いやま歯科医院 
大阪市鶴見区今津北4−9−18 06-6968-7815

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 <ライブラリー>

むし歯治療チャート

あなたのむし歯治療ガイド




★このチャートは、治療の概要を示したものです。歯と歯ぐきの状態によって治療方法を変更する場合があります。

”歯髄覆とう”とは???


<”覆とう”処置について>
 少し深いむし歯の場合、削ったときに歯の神経(歯髄)が表面に見えてしまうことがあります。
そのようなとき、見えてしまった歯髄の上に薬剤を塗って保護する処置をします。これが『歯髄
覆とう』です。この処置で敏感な歯髄を直接的な刺激や細菌の感から守ります。



<歯を生かして残すために・・・>
 私たちは患者のみなさんに、ご自分の歯で一生お過ごしいただけることを願い、むし歯に
かかった場合も、治療は最小限にとどめ、できるだけ歯を残すように努めています。
 歯髄にまで進行したむし歯は、それ以上炎症や感染を広げないために歯髄を取り除きます。
歯髄をとられると歯は「死んだ歯」となり、残した部分はたいへんもろくなります。そのため私たちは、
できるだけ感染を歯髄に広げないで歯を生きたまま残す治療を行います。
 『歯髄覆とう処置』をすると、覆とう剤が薄い膜のような役割を果たして歯髄への細菌の侵入を防ぎ、
歯の命を救います。

<治療後におきる痛みやしみる感じを防ぎます>
 むし歯は、周りへ感染を防ぐためにう蝕部分を削ります。その結果、治療後は神経が近くなり、
刺激が伝わりやすい状態になります。
 そこですぐに修復治療をせず、歯髄覆とう処置で歯髄を保護しながら第二象牙質(歯は、神経を
守ろうとして新しい象牙質をつくります)ができるまで様子をみることがあります。

歯の根の中の治療

神経を取る治療とは?

神経を取らなければならない場合
1.冷たいものや熱いものがひどくしみる。
2.ぶつけて歯が折れてしまった。
3.歯並びの悪い歯を治したいが、矯正治療はしたくない。
4.症状はないがむし歯がとても深い。

  などの場合、「歯の中の神経を取る治療」が必要になります。


神経を取らなければならない理由
1.しみるときは、これを治すためにどうしても神経を取らざるを得ない。
 (症例によっては、薬で治るときもありますが…)
2.歯が折れて、中の神経が露出してしまうと、バイ菌が侵入してしまい、
  後になって歯痛に悩まされる。
3.出っ張った歯を削ることによって引っ込めようとすれば、かなりの量を
  削ることになり、やはり神経が露出してしまう。
4.無症状でも深いむし歯では、すでに神経内にバイ菌が侵入しているケースが多く、
  神経を取らないでかぶせる等の治療をすると後から痛くなってくることがある。


   
                                                          

根分割と分割抜歯



抜歯後の注意事項
患部を刺激しないよう、食事や運動に気をつけて

 抜歯した後、すぐに傷も回復すると思われがちですが、歯を抜くということは、小さくても手術をしたということです。傷が早く回復するように、次のことに注意して下さい。

歯を抜いてから

 抜歯した後に、少し時間がたち、麻酔が切れると、多少痛みを感じることがあります。その時には、痛み止めの薬をお飲み下さい。

抜歯後の出血について

 抜歯後、少し時間がたつとツバに血が混じることもありますが、ツバを吐き続けたり、水でウガイをすると出血は止まりません。出血が止まりにくい時は清潔な脱脂綿、ガーゼなどを丸めて傷口にあてて、20〜30分位噛んでいて下さい。特別な例を除いては、止血するケースがほとんどです。

抜歯後の食事の注意

抜歯当日の食事は、麻酔のしびれがなくなってからにして下さい。患部を刺激しないよう、なるべく柔らかい食べ物にし、ワサビなどの刺激物は控えましょう。アルコールも避けて下さい。

その他の注意

☆抜歯後の過激な運動や仕事、入浴は避けて下さい。

☆傷口を気にして、指や舌でさわらない様にして下さい。ハブラシも 抜歯したところにさわらないようにし、なるべく翌日から使用する ようにして下さい。

☆抜歯後何時間かして寒気を感じることがありますが、これは抜歯の 反応により起こる症状ですので、なるべく安静にしていて下さい。 もしも高い熱が続くような時は、必ずご連絡下さい。

治療した歯がしみるとき


新しい象牙質ができるまで様子をみてください

どうしてしみるの?治療した歯

 「治療したのに歯がしみるのはなぜ?」と不安になる方がおられます。でも、どうぞ心配なさらないで下さい。

 むし歯に侵された歯は、周りにひろがらないようにむし歯の大きさより大きく削ります。治療後の歯は、神経が近くなった分だけお口の中の刺激が神経にすぐ伝わります。これが、治療後歯がしみる理由です。ただし、これも『第二象牙質』ができればなくなります。歯は神経を守ろうとして、神経を囲むように新しい象牙質をつくります。これが第二象牙質です。できあがると刺激は神経に直接伝わらなくなり、しみなくなります。(下のイラストを見てください)

しみなくなるまでの期間は、歯の状態や人により違います。1〜2週間から1年ぐらいまで様々です。特別冷たいものや熱いものに気をつけていれば、そのうち自然にしみなくなります。落ち着いて様子をみてください。

金属による治療は、しみやすくなる要素です

 金属は熱を伝えやすい素材です。削ったあとに金属を詰めたりかぶせたりすると、神経に近づいたところに金属の熱を伝えやすい性質が加わり、「冷たい」「熱い」の刺激が歯の神経にさらに伝わりやすくなります。ところで、熱の伝わり方は金属によって異なります(熱伝導率の違い)。どうしても歯がしみてつらい方は遠慮なくお申し出ください。ふさわしい治療材料等、ご相談に応じます。

入歯のお手入れ忘れずに
入れ歯はあなたのからだの一部。いつも清潔に

1.入れ歯はやさしく扱いましょう。
 入れ歯はお口にピッタリ合うように薄く作られています。
取り扱いを間違えると破損します。注意して、ていねいに取り扱って下さい。

     ・落とさない  ・熱湯に入れない

     ・曲げない   ・乾燥させない

     ・削らない

2.入れ歯はいつも清潔にしておきましょう。
入れ歯の正しいブラッシング法の指導を受け、正しくみがきましょう。合成樹脂部分は特に汚れがつきやすいので注意してみがきましょう。

    ・専用のブラシと洗浄剤を使う

    ・歯磨き剤は使わない

    ・強い力でみがかない

3.夜寝るときの取り扱い。
歯の残り方など、口の中の状態によって、寝ている間の無意識な咬合で残在歯を悪くしてしまうことがあるので、入れ歯をつけたままのほうが良いか、外したほうが良いかは、ドクターにご相談ください。

4.歯と歯肉の手入れも大切に!
残っている自分の歯をむし歯や歯周病から守るためにも、毎日のブラッシングで歯垢を取り除くことが大切です。歯肉もブラッシングによって血行が促され、良好な状態が保たれます。

5.定期的にチェックを受けましょう。
月日がたてば、お口の状態も変化します。入れ歯がお口にぴったりの状態を保つには調整が必要です。入れ歯を長持ちさせ、充実した毎日を過ごすためにも、半年に一度はぜひ定期診査を受けましょう。

歯根膜炎と根尖性歯周炎
炎症がアゴの骨まで広がる病気です

頬や歯ぐきの腫れには気をつけて

 むし歯が進行して歯髄が感染し炎症をおこしているとき(歯髄炎)、そのまま放置しておくのは大変危険です。感染がすぐにアゴの骨と歯とを結びつけている「歯根膜」にひろがり、歯根膜が炎症をおこします(歯根膜炎)。さらに感染が進めば、炎症は歯の根の先から周囲の組織やアゴの骨にまでひろがります(根尖性歯周炎)。
歯はアゴの骨に立っていられずグラグラし、終始ズキズキと激しく痛みます。歯の根の周囲
には、白血球の残骸がウミとなってたまり、歯ぐきが腫れることもあります。炎症が骨にまで及んでは大変です。すぐ受診してください。













 

きれいに消毒して治療

 歯根膜炎のときも根尖性歯周炎のときも、治療は、感染して腐った神経を取り除き、神経が通っていた部分をきれいに清掃消毒してしっかりと埋めてしまいます。これでたいていの炎症はおさまります。まれにそれでも鎮まらないこともあります。そういう場合は、外科的な処置を施します。

むし歯を軽くみると、取り返しのつかない事態になります。

毎日の手入れと定期的に診査を受けてあなたの大切な歯を守って下さい。

根管治療は根気よく
むし歯がひどくても、歯を抜かないで治療できます

 むし歯がC3(歯髄まで侵入)まで進行してしまったら、歯髄の腫れが神経を圧迫し、痛みは強烈です。歯が浮いたり、かみ合わせることもできないほど頬が腫れてきたりします。こうなると、もう歯髄は救えません。でも、歯そのものを抜く必要はまだありません。根管治療(死んだ歯髄や汚れた象牙質をとる治療)をきちんと行えば歯を助けることができます。
根管治療は時間がかかりますが、あなたの大切な歯を安易に抜かないために、根気よく治療を受けて下さい。

治療の方法と期間

1 根管治療

 死んでしまった歯髄や汚染された象牙質をとり、歯根管のなかを拡大して清掃、消毒します。  

通院回数      回程度

2 根管充填

 清掃、消毒された歯根管のなかの空洞を封鎖し
て歯周組織への感染を防ぎ、歯根尖にできてい
た病気を治し、歯の機能を維持させます。

通院回数      回程度

3 クラウン(冠)装着
まず、クラウンをかぶせるための土台づくりをし、それから装着します。

通院回数      回程度

 これで歯を助けるための治療は終わりです。しかし、これでもう大丈夫というわけではありません。その後きちんと機能を果たしてくれているかどうか確認するためにも、必ず定期的に診察を受けてください。

つめ物・かぶせ物
中途半端な治療が原因で二次う蝕が起こります

治療したそばから次のむし歯が

  歯の治療なんて、詰めてかぶせてしまえば、みな同じ・・・もしかしてそうお考えではありませんか?
 治療が終わってすぐは分からないかもしれません。でも、一度治療した歯がまたむし歯になってしまった例は結構多いのです。それを『二次う蝕』といいます。詰め物や冠(クラウン)などに接したところが、新しくむし歯になることをいいます。「う蝕」とはむし歯のことです。
 この『二次う蝕』はむし歯を削り残して再発したというものではありません。粗雑な治療や、修復材料が原因で、詰め物や冠が歯にピッタリ合わず、そこにたまった歯垢が主な原因でなるむし歯です。


歯の治療はミクロンの世界



















 インレーやクラウンなどの修復物と歯のスキ間や段差が、だいたい100ミクロン(0.1ミリ)以上になると、歯垢がたまり、むし歯をつくる率がたいへん高くなるといわれています。困ったことに、二次う蝕の場合は、初めてのむし歯のように激しい痛みがなかったりするので、知らないうちに冠の中で歯がボロボロになっていた、なんていうコワイことにもなりかねません。
 良い材料で、時間と手間をかけて、最高の治療をしたい。それが私たちの願いです。


歯を失ったあなたへ

二度と生えてこない歯を失うことはとても残念なことです。しかし抜けた
ままに放置すると残っている歯に様々な問題がおきてしまいます。あなたの
お口の健康を守るために、かかりつけの歯科医師とよく相談し、納得できる
治療法で早めに修復治療を受けましょう。

【ブリッジ】
良い点
・固定されるため、治療後の違和感はあまりない
・修復材料によっては治療したことがほとんど判らないようにできる

考慮する点
・支えに使う健康な歯を削る
・支えの歯に大きな負担がかかる
・修復物と歯ぐきとの間が汚れがたまりやすい

その他
・保険治療の範囲内で修復可能。ただし作ることができるブリッジに限りがある
・天然歯に近い色調にできるセラミックスや、かみ合わせたときのあたりがより天然歯に
 近い貴金属による修復は、自由診療の対象
・自由診療の費用は、使う材料等により幅がある


【義歯】
良い点
・ブリッジによる修復ができないような場合でも対応できる
・健康な歯を削らずにすむ(バネで固定する)

考慮する点
・バネによって支えの歯に負担がかかる
・3〜4割ほど噛む力が低下する
・取り外し式である
・入れたときの違和感が強い
・バネや床の下に汚れがたまりやすい

その他
・保険が適用される
・バネや床、人工歯を作る材料によっては自由診療になる
・義歯の使用に慣れるためには少し時間がかかる


歯に橋をかける『ブリッジ』

歯が1〜2本なくなったら、歯に橋をかけます

 歯の抜けたすき間は人工歯で補う必要があります。放っておくと他の歯までグラグラになってしまうからです。抜けた歯が1〜2本の場合は、その両隣の歯を土台にして、橋をかけるように人工歯を装着する方法がとられます。これが「ブリッジ」です。

 ブリッジは、見た目も元の状態と変わらず、使い心地も自然ですが、両隣の健康な歯を削らなければならないのが欠点です。しかし、最近では接着剤が発達したおかげで、土台になる歯をあまり削らずに済む「接着ブリッジ」という方法も行われています。

ブリッジに使われる材料にも色々あります。
○金銀パラジウム合金・銀合金
土台の歯にかぶせる金属冠の部分の材料。硬い材質なので精密な加工がしにくい。そのため、スキ間ができやすい。
○レジン(プラスチック)
人工歯部分の材料。レジンは、長い間には磨耗したり収縮や変色がおこる。硬質レジンもある。
*14Kを超える金合金・*白金加金合金
金属冠部分の材料。薄く伸びがよいため精密な加工ができる。スキ間ができにくいので、新しいむし歯に侵されにくい。
*セラミック
人工歯部分の材料。強く、色が自然。特に金属冠の上にセラミックを焼き付けた「メタルボンド」は、耐久性や色調にすぐれています。

*印の材料は耐久性にすぐれていますし、「接着ブリッジ」は歯への負担を非常に軽くしてくれるのですが、両方とも保険がききません。どの材料と方法を用いるか、それぞれの特徴を参考に、先生とよく相談して決めて下さい。

歯にかぶせる人工歯『クラウン』
むし歯の進行がひどいとき、根を生かしてかぶせます

 むし歯の進行がひどく、歯髄(歯の神経と血管)まで侵されてしまったら、歯の大部分を切り取り、歯髄も取らなければなりません。歯は死んでしまいますが、まだ根はちゃんと残っています。こういう歯にかぶせる人工歯が「クラウン」です。

自然の歯に近い色に

 クラウンをしっかり装着するために、歯の根に、土台となる杭(これを「支台」と呼びます)を立て、そこに元の歯と同じ形につくったクラウンをかぶせます。奥歯には、金属のクラウンをかぶせることが多いのですが、目にふれやすい前歯などには、前面を自然の歯の色に近い陶材や合成樹脂でおおったクラウンを用います。これを「前装冠」といいます。最近では、金属を使わないガラスやセラミックのクラウンも現れています。

クラウンには色いろな材質のものがあります。

○レジン前装冠 
金属にレジン(プラスチック)を貼りつけたクラウン。プラスチックの部分が磨耗し、変色しやすい。(保険治療)
○金銀パラジウム合金・銀合金        
硬い材質なので、精密な加工がしにくい。そのためスキ間ができやすい。(保険治療)*ポーセレン前装冠(メタルボンド)      
セラミックを七宝焼のように金属に焼き付けたクラウン。自然の歯の色に近く、強い。*金合金 *白金加金合金       
薄く伸びがよいため、精密な加工ができる。スキ間がないので新しいむし歯に侵される心配がすくない。
*印のタイプは耐久性にすぐれ、品質も高いのですが、保険がききません。どのタイプのクラウンを使うか、各々の特徴を参考に、先生とよく相談して決めて下さい。

クラウンをかぶせて修復した後は、天然の歯以上に手入れをしましょう。それがクラウンを長く快適に使い続けるコツです。

歯がしみる時がありますか?
歯の神経が炎症を起しています。
温かいものや熱いものがしみますか?

噛みしめると痛い、温かいものや熱いものを口に入れるとしみる、何もしないのにズキズキ痛む、そんな症状がでたら歯の神経が炎症をおこしています(歯髄炎)。急いで受診して下さい。歯髄炎は、むし歯が歯の神経(歯髄)に届くほど大きく深いとき、むし歯菌や毒素が歯の神経に入り込んでいます。むし歯になっていない歯でも、歯の神経が通る根の先端部にある小さな孔(根尖孔)からバイ菌や毒素が歯の神経に侵入すると、同じように歯髄炎をおこします。

痛みがなくなっても危険!

歯の神経の炎症がひどくなるとズキズキします。しかし、この痛みはしばらくするとなくなります。でも、安心してはいけません。そのままにしておいては大変危険です。痛みはなくなっても歯の神経にはもう細菌が侵入しています。放っておけば神経はくさって死んでしまいます。そして、炎症はまわりの組織にまでひろがり始めます。できるだけ早く、悪くなった神経を取り除いて、あなたの歯を守らなければなりません。神経が死んでもきちんと処置すれば、歯を抜かなくてすみます。
 歯の大切さをよく自覚して、いつまでも自分の歯で過ごせるよう根気よく治療を受けて下さい。

ズキズキ痛んだりお湯がしみたら『歯髄炎』が疑われます。
急いで受診してください。

子供の虫歯予防処置

子供の歯は虫歯になりやすく進行も早いので、積極的な虫歯の予防処置が効果的です。

●フッ素塗布
フッ素は歯をかたくして、虫歯を予防することができます。特にはえて間もない頃の歯には有効的ですが、フッ素を塗ったからといって効果は永久的ではありません。定期的に歯科医院で塗布をして、ご家庭でもフッ素入り歯磨き剤をお勧めします。

●シーラント
奥歯の溝の部分には非常に食物がたまりやすく、歯ブラシが届きにくいため歯がはえてもすぐに虫歯になってしまいます。そこで、虫歯になる前に溝の部分に歯を削らずにレジン(プラスチック)という素材を埋め込む処置(シーラント)を行い虫歯になりにくくします。

●キシリトール
キシリトールは世界中の国々で、予防効果と安全性が認められています。普通の砂糖などは、虫歯菌に分解され、「酸」を作ります。この「酸」が歯を溶かして虫歯を作ります。一方キシリトールは虫歯菌に分解されないので、虫歯の元の「酸」は作られません。キシリトールを取ることで口の中の虫歯菌が減り、結果として虫歯予防につながります。
製品に含まれるキシリトールが多いほど予防効果が高くなります。含まれる割合が50%未満では効果がなく、他の糖分が入っていれば効果は半減してしまう事も覚えておきましょう。お菓子類を選ぶときは確かめて下さい。

●仕上げみがき
子供が一人で上手に歯をみがけるようになるまでは、保護者の方の仕上げみがきが必要です。歯と歯のすき間、歯の裏側、奥歯のみがきにくい所などは、ていねいにみがいてあげてください。毎日の仕上げみがきがお子さんの歯を守ります。
                                                                     
『歯のエステ』・審美歯科の話  

審美歯科をご存知ですか?案外口許コンプレックスの方が多いのでは?歯の色が黒ずんでいる、歯並びが悪い、口が臭う、笑うと歯グキがすっかり見えてしまうなど、そんな悩みにお答えするのが「歯のエステ」・審美歯科です。  痛いから駆け込む今までの歯科とはちょっと違います。もう一歩進んで、あなたも美しい笑顔を自分のものにしましょう!

■嫌われる八重歯  
チャームポイントの八重歯も、中国や西洋では不吉な歯として嫌われます。特に歯への美意識が高い欧米では、親は子供の歯の矯正に時間とお金をかけます。良い家庭の子女は良い歯並びが条件なのです。

■「若返り」の秘訣  
笑った時口許がギラリと光る・・・年を感じませんか?やはり天然の歯に近い自然な色が一番です。昔とちがい、金歯が富の象徴にはなりません。

■健康なピンクの歯肉  
笑った時健康なピンクの歯グキが見えるのは良い 感じですが、黒ずんでいたり見えす過ぎたりする のは考えものです。どちらも歯科治療の対象です。一人で悩まずに、ドクターに相談しましょう。

■年齢それぞれの歯のエステ  
歯のエステは若者だけの専売特許ではありません。年輩の方には、その年齢にふさわしい歯並びや色調があります。たとえ入れ歯でも、人に入れ歯と気づかれないほど、ぴったり合っていて、笑顔がとてもステキだったら、歯のエステとしては完璧です。

■歯の色についての悩み  
鏡で自分の歯の色を注意して見たことがありますか?歯の色も個人差や年齢による変化があるのです。でも歯が全て黒ずんでいたり、歯の面に茶褐色のスジが沢山ある時は、ドクターに相談してみましょう。簡単な治療で治ることもあります。

■歯の形と個性
上の中切歯は自分の顔形を逆さにした物によく似ています。角張った顔の人は角張っていますし、丸顔の人は丸形です。歯にまでその人らしさがあらわれています。 「歯のエステ」はあなたの生活のプラスアルファーです


親知らずの話(1)

いちばん最後に生える第三大臼歯

 永久歯上下28本が生え揃うのは12歳頃です。そのあと早い人で14歳頃から、中には20歳を過ぎてから、歯列の一番奥に第三大臼歯が生えてきます。他の永久歯と比べ、生えてくるのがとても遅く、親が手をかけて育てる時期を過ぎて、親の知らないうちに生えるというので『親知らず』と呼ばれています。知恵がついてから生えるというので『智歯』ともいいます。

正しい位置に生えないのはなぜ?

生えていない親知らずをそのままにしておくと

 歯は支えがないと前方か上方に伸びようとします。(ゴードンの法則)。そのため親知らずは常に前にある第二大臼歯を圧迫します。その影響で歯列全体が侵され、歯並びが悪くなります。

また、第二大臼歯の親知らず側の歯根は、埋もれた親知らずによって絶えず圧迫され溶けて吸収されてしまいます。こうなると第二大臼歯を抜歯しなければなりません。

さらに、上下左右4本ある親知らずが、2本あるいは3本しか生えていない場合噛み合う歯がないので歯肉などにあたり、その部分に腫瘍ができることもあります。


親知らずの話A


親知らずがもたらす痛み

「下顎智歯周囲炎」








 親知らずが半分だけ頭を出した状態では、親知らずとその前方にある歯との間に食べカスなどがたまります。歯をみがいただけではなかなか取れません。こういう状態で歯と歯肉のあいだの深い溝に食べカスなどが入り込むと、それが口中の細菌によって腐敗し、周囲の組織に炎症をおこします。

 また、生えている親知らずの後方にある歯肉が親知らずにかぶさるようになっていても、親知らずと歯ぐきの間に食べカスがたまって炎症がおきやすくなります。

 この炎症が『下顎智歯周囲炎』です。

場合によっては入院も

 下顎の親知らずの周りの組織は炎症が広がりやすい構造にできていて、感染をそのままにしておくと周囲にどんどん広がります。ほおが腫れる、アゴの下が腫れるなどの症状や痛みがおき、ひどくなると、のどにまで炎症が広がり、ものが飲みこみにくくなります。

 炎症がアゴの周囲の筋肉にまで広がると、口が開かなくなることもあります。さらに炎症が進むと、発熱や悪寒などの症状まであらわれます。場合によっては入院が必要になることもあります。親知らずの炎症と簡単に考えてはいけません。もし腫れるようなことがあったらすぐに歯科医院を訪れて下さい。

*下顎智歯周囲炎の進み具合によっては、親知らずを抜歯しなければならないこともあります。

親知らずの話(3)

親知らずは本当に抜いた方がいいの?

 最近の歯科医療の傾向として、できるだけ歯を抜かないということが言えます。親知らずも例外ではありませんが、さまざまな理由で抜歯せざるを得ないことが他の歯よりは多いのも事実です。

<こんな時は、やむを得ず抜歯します>


Bむし歯や歯周病はさほどでもないが、あまりにもお口の奥の方に親知らずが生えていて、
歯みがきが不可能なとき(むし歯を治しても、必ずもう一度むし歯になってしまいます)。

Cちゃんと生えきらずに、半分歯ぐきの中に埋まっていて、しばしばその周囲に
痛みが出る様なとき(急に痛くなったり、腫れたりする恐れがあります)。

<抜かない方がいい時とは>

@ブラッシングによって、ある程度、清潔さを保てるとき。
(虫歯や歯周病を治して、歯を保存しましょう)

Aちゃんと生えきっていないが、今まで一度も痛くなったことがないとき。
(ただし、歯科医院の判断で今後問題が起こることが予想される時は、抜歯を
おすすめする場合が
あります)

 これらの親知らずは、大切にとっておいて、将来、ブリッジや義歯の支えとして使ったり、他の奥 歯を失った時に、そこに親知らずを移動して使ったりできます。

 しっかり歯みがきを続けて行きましょう。

プラスティック(レジン)充填


小さなむし歯は1回治療で治ります


 小さなむし歯を削り取った後、特殊な接着剤を用いて、その部分に歯と同じ色のプラスチック(レジン)をつめる治療法です。(保険で治療できます)

 前歯から奥歯まで、小さなむし歯ならほとんどこの方法で治せます。1つのむし歯を1回の治療で治せるので、治療期間が短いのが特長です。


とても便利なレジン充填ですが、

 1.数年で色が変わってくる。(目立ってきたら再治療がよいでしょう。)

 2.個人の歯の色は千差万別なので、どうしてもピッタリ合う色がない人がいる。

 3.奥歯と奥歯の間にできたむし歯には用いることができない。

 などの欠点もあります。

義歯について

@ 何本かの歯が連なって失われてしまった場合
私達が一番普通に見る入れ歯が、部分的な入れ歯(パーシャルデンチャー)です。床(しょう)という土台の上に、
バネと人工歯で支えとなる歯に取り付ける仕組みになっています。どんな形が最も適切かはあなたのお口と
歯の状態などで決まります。

■部分入れ歯 お手入れの方法
パーシャルデンチャーは取り外し式入れ歯なので、バネを架けている歯が虫歯や歯周病におかされやすく
なります。入れ歯用の歯ブラシでバネの部分の清潔を保つためによくブラッシングしましょう!



A 歯が1本もなくなってしまった場合
心配なさらないで下さい。総入れ歯(フルデンチャー)があります。床の上に人工歯を並べた仕組みのものが
あなたの体の一部となりお役に立てることでしょう!

■総入れ歯 お手入れの方法
フルデンチャーをはずした後は、丁寧に入れ歯用の歯ブラシで磨きます。入れ歯を入れることによって快適に
過ごせることはもちろん、取り外しが出来ることでお口の中も歯も清潔に保つことが出来ます。お口のバランスを
保つための定期検診をお忘れなく!!

部分床義歯

歯が連なって抜けてしまったら、部分的な入れ歯を

パーシャル・デンチャーって何・・・?

何本かの歯が連なって失われている場合は、そこを部分的(パーシャル)な入れ歯(デンチャー)で補います。これがパーシャル・デンチャーです。パーシャル・デンチャーは取りはずし式の入れ歯です。床(しょう)と呼ばれる土台の上に人工歯が並んでいて、床についているバネで、支えとなる歯(維持歯)に取り付けられるしくみです。




 維持歯はパーシャル・デンチャー全体を支えるために、大きな負担を受け、虫歯や歯周病に侵されやすくなります。その弊害をなくすために、最近ではバネの部分に工夫がなされ、「コーヌス冠」などの技法が開発されています。


パーシャル・デンチャーの各部に使われている材料には色々なものがあります。

○床の材料         レジン(合成樹脂)……長い間には収縮や変色がおこる。やや弱い。

              *金属…薄く加工できるのでフィット感が良い。強い。

○人工歯の材料       レジン(合成樹脂)……陶歯 硬質レジン

○バネの材料        金銀パラジウム合金……材質が硬く、維持歯にかける負担が大きい。

              *金合金(14Kを超えるもの)
               *白金加金……天然の歯に近い硬さなのでよくフィットし維持歯にかけ               る負担が少ない。 

*印の材料と「コーヌス冠」は品質も使い心地も良いのですが、保険がききません。どの材料と技法を用いるか、各々の特徴を参考に、よく相談して決めて下さい。

総義歯(全部床義歯・フルデンチャー)

歯が1本もなくなってしまったら、総入れ歯を

「フルデンチャー」とは、総入れ歯のことです
うまく使いこなして、食べることの楽しさや若々しさをとりもどしましょう。でも、人工物ですから違和感はつきもの。お口がそれに慣れるには少し努力がいります。使い方を習い、一日も早くあなたの身体の一部にしてください。

フルデンチャーの各部を作る材料にもいろいろな種類があります

床の材料       レジン(合成樹脂)……厚く、大きくなるため違和感がある。やや弱い。

           *金属(金合金・チタンなど)……強くて薄く作れるので違和感が少ない。

                           密着性が良い。熱の伝わり方が自然。

人工歯の材料     レジン(プラスチック)……色に限りがある。長い間には変色する。

           *セラミック*硬質レジン*白金加金合金……歯も歯ぐきの色もあなたの自

                               然な色にあわせられる。丈夫。

           *印の材料は耐久性にすぐれ、使い心地も良いのですが、保険がききません。どの材料を用いるか、それぞれの特徴を参考に、よく相談して決めてください。

長く快適に使い続けるにはお手入れが肝心!

 はずした後はていねいに磨き、お口の中もきちんとブラッシングしましょう。歯ぐきがやせると、入れ歯が合わなくなります。定期検診もお忘れなく。もちろん、どこかに当たる、噛めない、発音しにくいなどの不都合があるときは、遠慮なくドクターに申し出て下さい。


よい入れ歯で楽しい生活

早く入れ歯に慣れるために・・・

人工物である入れ歯を口の中に入れれば、始めのうちは違和感もあり、不自然な感じが
しますね。早く慣れて楽しい生活を取り戻すために次の4つのポイントを心がけて下さい。

POINT 1 【 良い入れ歯とは? 】
  ・ぴったりしている(動かない、違和感がない)
  ・かんでも痛くない ・食事が気持ち良くできる
  ・話しやすい ・表情が若返る
  ・歯と歯ぐきに負担をかけていない

POINT 2 【 食べるときの注意 】
  ・入れ歯は水でぬらしてから口に入れましょう。
  ・慣れるまで食事に注意する(柔らかいものや小さいものから)。
  ・前歯で咬まず、奥歯を左右均等に使いましょう。

POINT 3 【 話をする練習 】
  ・初めは話しにくいですが、積極的に声を出したり話すことで早く慣れていきます。

POINT 4 【 定期検診を受けましょう 】                                       
  ・入れ歯をいつまでも良い状態に保つためにも定期検診は欠かさずに受けましょう。
  6カ月に1回が目安です。



入れ歯でも快適に!

【食事】
初めは食べづらいかもしれません。柔らかいものや小さく切ったものを食べ徐々に硬いもの
へと慣らしていきましょう。時間をかけて、ゆっくり噛んで筋肉を鍛えていきましょう。

【痛み】
歯肉の痛い所やかみ合わせなどを調整することができますので、痛みがある時は、
遠慮なく主治医にご連絡ください。


【入れ歯の取り扱い】
@入れ歯も自分の歯と同じように汚れがつきます。食後は必ず入れ歯を外して掃除してください。
 部分入れ歯なら特にバネの部分を念入りに磨きましょう。その際、歯磨き剤は使わずに、
 入れ歯洗浄剤をお使いください。(中性洗剤可)

A痛いからといって、入れ歯を自分で削ったり金属の部分を勝手に調整しないでください。

B総入れ歯の場合、寝るときは歯ぐきの安静と口内炎の予防のためにも、必ず入れ歯を
 外してください。外した入れ歯は水、またはぬるま湯の中に入れて保管してください。

C顎の状態は常に変化します。歯ぐきがやせると、入れ歯が合わなくなります。入れ歯を
 長持ちさせるには、お口の定期診査と調整がとても大切です。


入れ歯Q&A   

Q.入れ歯でも口の中は磨かないといけませんか?
A.お手入れを怠ると不潔になりがちです。食後は毎回、入れ歯を取り外して丁寧に磨き、歯肉もマッサージしてあげましょう。歯肉のお手入れを怠ると歯ぐきが痩せ、入れ歯が合わなくなります。また自分の歯が残っている場合は、むし歯や歯周病から守るためにも、毎日のブラッシングが大切です。


Q.入れ歯は熱湯消毒した方がいいですか?
A.入れ歯は高熱によって変形する材料が使われているので、熱湯はかけてはいけません。水、またはぬるま湯で入れ歯専用のブラシと洗浄剤を使いやさしく磨いてください。

Q.自分の口に合わない入れ歯を使い続けていいの?
A.合わない入れ歯を使うと見た目はもちろん、残っている歯や歯ぐきにも悪い影響がでてきます。お口の中で無理な力がかかるため、歯肉がこんにゃく状に変化したり、あごの骨が痩せてしまい、顔つきが変わってしまうという報告もあります。痛いときは、遠慮なくご連絡ください。

Q.入れ歯は、月日が経つと使えなくなるの?
A.年齢とともに、歯肉が痩せてきたり、義歯そのものが磨り減ってきます。お口の状態も変化するため、入れ歯をお口にピッタリ合わせるには専門家(歯科医)のお手入れが必要です。そのためには、半年に一回程度の入れ歯の調整(定期診査)をお勧めします。




入れ歯について

ご存知ですか?審美歯科

『歯のエステ』で暮らしいきいき

審美歯科をご存知ですか?案外口もとコンプレックスの方が多いのでは?歯の色が黒ずんでいる、歯並びが悪い、口が臭う、笑うと歯グキがすっかり見えてしまうなど、そんな悩みにお答えするのが「歯のエステ」・審美歯科です。痛いから駆け込むという今までの歯科とはちょっと違います。もう一歩進んで、あなたも美しい笑顔を自分のものにしましょう!

嫌われる八重歯
チャームポイントの八重歯も、中国や西洋では不吉な歯として嫌われます。
特に歯への美意識が高い欧米では、親は子供の歯の矯正に時間とお金をかけます。良い家庭の子女は良い歯並びが条件なのです。

「若返り」の秘訣
笑った時口もとがキラリと光る――年を感じませんか?やはり天然の歯に近い自然な色が一番です。昔とちがい、金歯が富の象徴にはなりません。

健康なピンクの歯肉
笑った時健康なピンクの歯グキが見えるのは良い感じですが、黒ずんでいたり見え過ぎたりするのは考えものです。どちらも歯科治療の対象です。
一人で悩まずに、ドクターに相談しましょう。

年齢それぞれの歯のエステ
歯のエステは若者だけの専売特許ではありません。年輩の方には、その年齢にふさわしい歯並びや色調があります。たとえ入れ歯でも、人に入れ歯と気づかれないほど、ぴったり合っていて、笑顔がとてもステキだったら、歯のエステとしては完璧です。

歯の色についての悩み
鏡で自分の歯の色を注意して見たことがありますか?歯の色も個人差や年齢による変化があるのです。でも歯が全て黒ずんでいたり、歯の面に茶褐色のスジがたくさんある時は、ドクターに相談してみましょう。簡単な治療で治ることもあります。

歯の形と個性
上の中切歯は自分の顔形を逆さにした物によく似ています。角張った顔の人は角張っていますし、丸顔の人は丸形です。歯にまでその人らしさがあらわれています。

■「歯のエステ」はあなたの生活のプラスアルファです。■


デンタルレーザーで治療に効果


副作用もなく、組織を傷めないで治療できます
削らない対症療法のひとつにレーザー治療があります。その性質を生かして、工学や医学などさまざまの分野で活用され、歯科医療の世界でも急速に普及しています。当院でも活躍中のデンタルレーザーをご紹介します。

傷や潰瘍を治療する
当医院で使用しているソフトレーザー(出力がmW<ミリワット>レベルの低出力のレーザーのことです)は、損傷をうけたり弱ったりした細胞を刺激して活力を与え、機能を回復させる効果があります。口内炎などにも、薬による治療と比較して大きな効果があると実証済みです。また、手術の傷にレーザーを照射すると、治りが早くなります。

自然治癒力を促進する
さまざまな痛みに直接レーザーを照射するだけで、痛みを抑える大きな鎮痛効果があることが報告されています。また、ツボ(経穴)への照射でも効果があります。即ち、人間が持っている自然の治癒力を昂進させ、治癒を促進するはたらきがあるのです。

かみ合わせや色素沈着にも効果抜群
そのほか、顎関節症(アゴの病気)による開口の障害を改善したり唾液の分泌をうながす効果、メラニン色素の沈着に対する効果、骨の修復を促進させる効果など、たくさんのはたらきがあります。 副作用もなく、組織を傷めたりしないで治療できるレーザー治療の可能性は今後ますます広がるでしょう。もちろん、レーザー治療が万能というわけではありません。他の治療と併用して、その治療効果をたかめるというのが現在の活用法です。


白いつめ物・セラミックインレー

自然な色と透明感でナチュラルな口もとに

見た目の自然さはセラミックスで

 少し大きなむし歯は、むし歯の部分を削り取ったあと、その部分を型にとって鋳造したもの(インレー)をはめ込んで元のようにします。
インレーの材料はいろいろですが、見た目の自然さではセラミックスが一番です。セラミックスは、色調や透明感を天然歯そっくりに加工できるのが特長で、あなたの歯とインレーが違和感なくとけあうように作ることができます。大きく口をあけたときに歯が見えても、治療をしたと分からないほどナチュラルです。また、セラミックスは金属ではありませんから、お口の中で変質したり変色したりしません。金属アレルギーのある方でも安心してお口に入れておけます。

セラミックインレーがお口の中に入るまで

 

 



今、時代はお手入れされた「健康美」を求めています。

セラミックインレーは、そんな時代にふさわしい治療法です。



急性根尖性歯周炎


治療中に とつぜん歯の痛みにおそわれたときは
治療を始めて歯をいじったとたん、突然歯が浮いたような違和感や激しい痛みにおそわれる方がいます。 これは進行したむし歯の治療や歯周病の治療中によくみられる現象です。原因は様々ですが、簡単にいうと、治療によって歯に刺激が加えられ、それまでほとんど気づかずにいた炎症が急性化しておきたのです。特に細菌に侵された根管を治療する処置を行ったときなどによくみられます。

 もしこのような症状があらわれたときは、すぐに私たちにご連絡下さい。また、治療中に、痛んだり違和感を感じられたときはどんな場合でもご遠慮なくお申し出下さい。


よい治療はお互いの信頼からうまれます

●処方された薬は指示に従ってお飲み下さい。痛みを我慢して薬を飲まない方がいますが、我慢したからといって炎症はおさまりません。

●痛みが激しい場合、治療をいったん止めることがあります。これは安静にして経過をみることが、よりよい治療につながると判断したためです。

●激しい痛みをそのままにしておくと他の病気に発展することもあります。薬でひどい痛みがおさまったとしても、必ず連絡をとってご来院下さい。

歯や口の治療についての悩みや不安は、いつでもお気軽にご相談下さい


インレー修復法

型をとって、小さな銀歯をつめましょう

奥歯と奥歯の間に虫歯ができてしまった場合、インレー修復が多く用いられます。


インレー修復は、1本の歯を治すのに2回の治療が必要です。(@Aで1日、BCで1日)

インレーを入れたからといって、安心せず、糸ようじなどを用いて清掃を心がけないと、となりの歯や反対側にもう1ヶ所むし歯ができたりしてしまいます。治療後のメンテナンスをがんばりましょう。

インレーの材料はさまざまですが、セラミックが強度、衛生面、審美面ともすぐれています。



歯ぎしりの悩み


本人にはわからない「歯ぎしり」

寝ているときにキリキリカリカリ音をたてる『歯ぎしり』。本人は自覚していないことが多く、周りの人たちの安眠を妨害して、「あなたの歯ぎしりが気になって眠れない」と指摘されて気づきます。

歯ぎしりは病気でしょうか?
『歯ぎしり』は、睡眠中に下アゴを動かしたとき上下の歯がすりあって異様な音を出す状態です。歯科では“ブラキシズム”といいます。正常な人でも、睡眠中に約15分ぐらいは歯ぎしりをするので、病気かどうかの線引きはなかなか難しいものです。朝、目覚めたときアゴや歯に疲労感を感じたり、迷惑をかけていると気にして来院するようなら、病気と考えなければなりません。ただ歯ぎしりは、噛みしめによって健康な歯やアゴに無理な力をかけるので、顎関節症や歯周病の原因になります。歯ぎしりを指摘されるようでしたら、歯や口の健康のために、一度来院されるようお勧めします。

歯ぎしりの原因と治療法
歯ぎしりの原因は、全身の疲労や遺伝、かみ合わせの異常や片側だけで噛む癖、ストレスなどの精神的なものが考えられますが、はっきりしていません。

 治療法には、自分で暗示をかける方法やバイオフィードバック療法、薬を飲む方法、スプリント療法(ナイトガードやマウスピース使用)などがあります。

 歯ぎしりの音をシャットアウトすることはできますが、原因がはっきりしていませんので、完全にはなくなりません。周囲の人に歯ぎしりについてよく話し、理解してもらいましょう。あまり気にせずに、「一生おつきあいするつもり」の楽な気持ちを心がけて下さい。


乳歯の根の治療

乳歯の下には永久歯

 永久歯がどんどんはえてくると、乳歯の根はそれに伴い吸収されます。最後には歯冠(歯の頭の部分)だけが残り、脱落して永久歯が見えてきます。これが正常な歯の交換です。

 神経の治療をした歯は、根の吸収と共に根充剤も吸収されないと、永久歯は好ましくない場所に移動してしまいます。歯並びを悪くしてしまう結果となります。吸収される根充剤を使うため、根の中を密閉できません。このため、乳歯が神経を失うと歯肉が腫れるなど、たびたび再発を繰り返すことがあります。何度も腫れて歯胚(永久歯の芽)に影響が出るようなら抜歯をしなければなりません。また、乳歯を早く抜いた場合には隣りの歯が倒れてきて、歯並びに影響がありますので適切な方法を相談しましょう。 

永久歯の役割
@かむこと
A永久歯の萌出スペース確保
B顎骨の成長に関与


『暫間(ざんかん)固定』治療について
〜グラグラしている歯でも救うことができます〜

歯がグラグラして磨けない
うまく噛めない・・・このような時・・・
 

 けがや歯周病の進行で歯がグラグラと動揺していると、食事やお口の衛生管理ができず
たいへん困ります。
 そのようなとき、グラグラしている歯と歯を何本か一緒に固定する『暫間固定』を行います。
これによって歯とその周囲の組織が、物を噛む力やブラッシングに耐えられるようにします。
暫間固定は文字通りあくまでも暫くの間の処置です。状態が安定したら、歯が本来の機能を
果たせるよう最終的な治療を行います。

固定方法は?


その方の症状を考慮して固定方法を選びますが、固定で歯が傷つかないよう配慮します。



仮歯と治療上のご注意


【仮歯】
 歯を削ったり型を採ったあとに、最終的な修復物が入るまでの間『仮歯』を入れます。仮歯を入れると、
見た目も自然で食事や会話なども困りません。そして何より仮歯によって、治療中の歯が傷ついたり
歯列が動いたりすることがありません。

【はずれたら・・・】
 仮歯は、完成した修復物を入れるときに簡単に取り外すことができるよう、歯に軽く固定してあります。
外れたらできるだけ早く付け直して、型を採ったときの歯や歯列の状態を維持しておくことが大切です。
私たちの歯は少しずつ動いているので、仮歯が外れたままの状態が長くなると作った修復物が合わなく
なってしまいます。

【仮歯でのご注意】
・入れた直後は、30分間食事を控えてください。
・粘着性のもの、固いものは噛まないようにしてください。
・外れたりこわれたときはすぐにご連絡ください。
・外れたりこわれた仮歯は、捨てずにご来院の際お持ちください。
・仮歯は一時的な処置なので、きちんと最後まで治療しましょう。

【もうひとつの仮歯】
 治療した歯について長期間にわたって経過を観察するような場合にも、『仮歯』を入れておきます。
 仮歯を入れた状態で他の治療なども進め、お口の中全体が安定するのを待って最終的な修復物を入れる
治療をします。このような『仮歯』は、総合的な治療のために入れておく歯です。

インプラントについて

歯を失ったとき、これまでのようなブリッジや義歯の治療に不安や不満を感じる方がおられます。
そのような方には、天然歯と変わらない感覚が満足感を与える治療法『インプラント』をお勧めします。



 但し、抜けてしまった原因を考えて、インプラント後の定期健診やメインテナンスは不可欠です。

美白・ホワイトニング




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