昨今、ロコモ(ティブシンドローム)、サルコペニア、フレイルという加齢や障害による”衰え”関連の言葉をよく耳にするようになりました。とてもわかりにくい言葉ですが、当医院では歯、お口周りの組織との関連、衰えの初期症状、予防、対策などをわかりやすくお伝えします。
フレイルは要介護の状態になってしまうか、普通の自立した生活に戻れるか ”行くか、戻るかの弱った状態” のことをいいます。衰えは体が弱る身体性のものだけでなく、意欲のなくなる精神的衰え、人との関わりがなくなる社会的衰えがあり、それぞれがつながり合ってじわじわと進んで行ってしまいます。
当医院では”逆算方式”でどうすればこの”衰え”状態に近づかず、自立した生活を送り続けて行けるかを考えた結果、”食べる・話す・笑う”ことができるお口づくり行うことが身体的、精神的、社会的自立の好循環を生むと考えました。
「それは自分には関係ない・・・」 「まだまだ時間的余裕がる・・・」 「今の状態で困ってない・・・」 「体の衰えと歯は関係ない・・・」
「もう、ボロボロで・・・」 「どうせ治らないだろう・・・」 「入れ歯なんて・・・」 「今さら治したところで・・・」 「格好なんでどうでもいい・・・」
きっとみなさん、こんなふうに思われると思います。 でも、考えてみて下さい!
ちゃんと食べれたら・・・健康にいい、パワーが出る、おいしいもんを食べようという意欲が出る
ちゃんと話せたら・・・誰かと話したくなる、誰かと会いたくなる、活動をしようという意欲が出る
ちゃんと笑えたら・・・前向きになる、積極的になる、楽しい事を探す意欲が出る
このように”食べる・話す・笑う”ことができるお口を作り、維持するだけで身体的、精神的、社会的な衰えをかなり防ぐことができるのです。現在の年齢、状態は関係ありません。 早い時期から意識を持ち対策、治療、維持していくことがとても大事なことです。
当医院では患者のみなさんへの意識を持っていただくための情報提供と”食べる・話す・笑う”ことができるお口づくりと維持を行います。
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